ICAPE Group、日本国内の NTW を取得

ICAPE Group は本日、アジア地域の PCB(プリント基板)流通を専門とする日本グループの NTW の資本を100%取得する旨の契約を締結することを発表します。取得完了には、慣習法に基づく一次停止条件が不可欠であり、これは2024年9月19日に実施が予定されています。

2002年に設立された NTW グループは、PCB(プリント基板)を専門に扱う日本のサプライヤーで、ICAPE Group とよく似たビジネスモデルに基づいた高い付加価値型の専門知識を提供します。 同グループは、グローバル PCB(プリント基板)生産センターにできるだけ近接する場所、すなわち、日本、中国および東南アジアに7つの子会社を擁しています。 同グループの40人の従業員は、オフィスのオートメーションからコミュニケーションやインフラツールまで、きわめて多様な産業に属する主要な日本顧客の
顧客基盤をサポートしています。 NTW グループは、2024年には年間収益が$2,000万に達する見込みです。

今回の取引に伴い、ICAPE Group は市場での折り紙付きで高い評価を得ている専門知識を擁するプレーヤーを取得し、購買とマーケティングという面で非常に高い相乗効果が見込めそうです。 また、同グループは、自らがこれまで取り組んでこなかった主要日本顧客のポートフォリオを開発してきた
プレーヤーと提携することで、アジア圏でのリーダーシップを強化することになります。 NTW は、ICAPE Group のグローバル・ロジスティクス・プラットフォームにアクセスすることで、自らの顧客への新たなサービスの提示、製品レンジの拡大、そして結果としてのポートフォリオ強化を実現できるようになります。

NTW Group 創設者のヤスダ タカシ(Takashi YASUDA)が次のように話しています: 「本日、ICAPE Group の一員となったことを非常に嬉しく思います。プリント基板流通の国際プレーヤーとして、ICAPE Group はグローバルな基盤を提供してくれます。結果として、両社には素晴らしい相乗効果が生まれることでしょう。こうした相乗効果は顧客に恩恵を提供し、当社は製品レンジの拡大およびより広範なサービスの提示が可能になります。

ICAPE Group の CEO である Yann DUIGOU が言います: 「日本グループ NTW の取得は、いくつかの点で意義があります。最初に、成熟した市場であり、文化的な特異性から西洋企業には進出しづらかった市場である日本のプリント基板流通の面で、当社は有意な立ち位置を確保することができます。今回の統合にあたってグループの経営陣によるサポートを得ることで、2つの組織間で必要なあらゆる相乗効果を展開できるようになります。また、今回の取引に伴い、当社はこれまで取り組んでこなかった主要日本顧客層に接触し、同時に中国や東南アジアを拠点とする新規サプライヤーの統合にも着手できるようになります。今回の取引の完了ですが、当社の最近の買収や取得と併せ、2023年以降で€4,500万の追加収益を達成できることとなります。そのため、2026年度末までの外部的成長目標を達成できるという自信を植え付けてくれるのです」。